
● 営業接客がうまくいかない時にやってはいけないこと
こんにちは、郡司守です。
営業接客がうまくいかない時に、やってはいけないことが、実はあるんです。
それは、営業接客をしていて、うまくいかなかった、できなかった原因分析をすることです。
なぜなら、できない原因を分析してもできるようになるわけではありません。
さらに、できない原因分析をして出た答えが、売上アップに繋がりません。
はっきり言ってしまえば、時間の無駄、生産性向上には繋がりません。
では、どう考えたらいいのか?
「なぜ、うまく言ったのか?」「なぜ、売れちゃったのか?」と質問するだけです。
この質問をするだけで、スタッフとの対話が始まり、次に行動すべき解決策が見つかるのです。
なぜなら、自分たちができることを思い出し、さらに、自分たちができるアイディアに変えることができるからです。
そして、過去にできたことを行動するので、何も躊躇なく行動できるのです。
また、すぐできることばかりなので、短時間で問題が解決できるのです。
エステ店の事例
例えば、あるエステ店は、「なぜ、うまく言っちゃったの?」という対話から自社の強みが見つかり、カウンセリングが変わりました。
自分たちの強みが、スタッフ全員肌がキレイ!
お客様からすれば、エステ店のスタッフの肌がキレイなことが、本物のエステティシャンである証拠なのです。
だからこそ、お客様への提案も自信を持ってできるようになり、カウンセリングも表面的なものではなく、本当にこのお客様が悩んでいることを聞くことができるようになったのです。
その結果、リピーターが増え、さらに、商品が売れるようになったのです。
そして、自分たちの使命が何か?がわかるようになったのです。
特別なことをするわけではありません。
自分たちができることを一生懸命お客様に提供し、喜んでもらえるように努力しているからです。
だからこそ、「なぜ、うまくいったのか?」から始まる対話が重要なのです。
セミナーの感想
セミナーに参加した方の感想です。
他業種の話などいろいろ聞けて面白かったです。
私は、営業をしてますが、今まで仕事の契約が取れなかった時、何が悪かったのか?と考えていました。
しかし、これからは、決まった仕事に対して良かった理由を考えることはありませんでした。
今後は実践してみたいです。
たった一つのうまくいった事、理由を思い出し行動してみようと改めて思いました。
また自分の強みを他人から聞くことにより今後活かしていきたいです。
うまくいった理由を知ることの方が、行動しやすい
なぜなら、過去うまくいっていることなので、行動した後にどんなメリットがあるかわかっているから、行動しやすいのです。
そして、その行動が強化されるので、さらにうまくいきます。
だからこそ、うまくいかなかった理由を知るより、うまくいった理由を知った方が、実は結果も出るし、簡単なんです。